リンク&パートナーズ社会保険労務士法人

リンク郎の
しゃほぉ~日記

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お年玉って課税?非課税?

あっという間に2月になってしまいましたね。皆さま1月はいかがお過ごしでしたでしょうか。

私は、年始休暇の影響で給与納品に追われておりました。年末調整作業も加わり、忙しさのあまり頭から湯気がたちのぼっておりました。皆さまも同じように忙しく過ごされていたかと思います。

さて、我が家の話になりますが、子どもたちが学校から帰ってきて目を輝かせながら“お友達がお年玉をいくらもらったのか”について話してくれました。小学6年の息子によると、クラス平均で総額3万円だったらしいです。多い子で総額100万円もらった子もいたそうです。「お年玉で100万円?それって税金かからないのかしら?」と無粋な考えが頭をよぎります…。ついでに、100万円もらった子の内訳はどんな感じだったのか息子に聞いたところ、ご両親から各10万円、祖父母から各20万円、その他親戚やご両親の会社関係者からいただいたということでした。

では、このお年玉には税金がかかるのでしょうか。私、気になって調べてみました。その結果、場合によっては贈与税の対象となってしまう可能性があるようなのです。国税庁の通達によると、贈与者と受贈者の関係等に照らして社会通念上相当な範囲内であれば、贈与税は課税されません。「社会通念上相当」がどの程度の金額を意味するのかは明白ではありませんが、数千円から数万円程度のお年玉であれば、非課税と考えられます。

また、「社会通念上相当」の範囲は「贈与者と受贈者の関係等に照らして」判断されますので、父母・祖父母などの近親者から受け取るお年玉は、近親者以外から受け取る場合に比べて、比較的高額であっても「社会通念上相当」と認められる可能性は高いと思われます。

我が家のお年玉事情はというと、贈与税を心配することはなさそうです。ちなみに、我が家の子どもたちは「お年玉で100万円もらったら、あれ買ってこれ買って!ステーキとお寿司をお腹いっぱい食べに行こうかな」と夢を膨らませておりました。

(担当:T.N)